HinT table?

HinT tableは、アーツカウンシル東京主催 2019年度 思考と技術と対話の学校で、大橋香奈がナビゲーターを務めた「東京プロジェクトスタディ ‘Home’ in Tokyo −確かさと不確かさの間で生き抜く-」のスピンオフ企画です。

HinTは、もともと「東京プロジェクトスタディ ‘Home’ in Tokyo」の愛称として、参加メンバーのひとり髙山伸夫さんが提案してくれた名前です。2019年8月に始まったHinTでは、半年間、多様な世代、背景の13名の参加メンバーと運営メンバーが定期的に集まりました。流動的な都市・東京において、どのように‘Home’というものが築かれ、培われているのかをリサーチし、最終的に参加メンバーはリサーチの成果として映像作品を制作しました。(HinTのプロセスは、東京プロジェクトスタディのアーカイブサイトでご覧いただけます)

HinTで何より楽しく充実していたのは、みんなでテーブルを囲んで語り合う時間です。「 ‘Home’ in Tokyo 確かさと不確かさの間で生き抜く」という一つのテーマに引き寄せられて集まったメンバーの、それぞれの取り組みについての語りや雑談から、いつも生活をちょっと楽しくする「ヒント」を、時には(おおげさかもしれないけど)人生を豊かにする「ヒント」をもらっていました。2019年度の東京プロジェクトスタディとしてのHinTは終了しましたが、みんなでテーブルを囲んで語り合う時間は継続したいということになり、有志でHinT tableを始めることにしました。

HinT tableの成り立ちをふまえて、友人のChisato Tatsuyamaがウェブサイト用のイメージを作ってくれました。

具体的な景色、抽象的な感情や記憶などが複合的に合わさって作り出される‘Home’を携えて、一人のヒトが生きるイメージを絵にしてみたかったです。 Chisato Tatsuyama

彼女の作ってくれたイメージを見て、ワクワクしてきました。
HinT table、特に明確な目的や計画はありませんが、続けていくうちに何か生まれたりして、というちょっとした期待をこめて、ほそぼそとこのウェブサイトに記録を残してみます。

大橋香奈
http://visual-ethnography-lab.tokyo/